起業をするなら成功より失敗した時の事を考えるべき理由と、自分は失敗しないと思い込まない事の重要性

今年に入ってからでしたでしょうか?

 

ネットニュースで大手企業に勤めていて、年収1千万みたいな人が

脱サラして起業したら大コケしたみたいなニュースを見ました。

 

今までは会社の名前でいけてただけだったのに、

それを全て実力だと勘違いしてしまい、

起業したら失敗したって話ですね。

 

別に大手企業とかは正直どうでもいいんですが、

どんなところに勤めてた人でも、

有名大学卒の人でも、

中卒の人でも、

フリーターの人でも、

起業をするならわかっていなければいけない事があります。

 

それは、

『自分は優れた人間だ。失敗なんてしない』

『自分のアイディアは最高だ。始めたら稼げる!』

と思い込み過ぎない事です。

 

例えばあなたが飲食店を始める事を思いついたとします。

この時に、

『失敗するかもしれないから、失敗したら次はこれをやろう』

と考えてスタートするのと

『俺には失敗はあり得ない。必ずうまくいくから金をどーんと使って

かっこよくスタートして、がっぽり稼いでやるぜ!』

と考えてスタートするのではいきなり大きな差が生まれてしまいます。

 

私は高卒ですが、

自力での商売に関してはこれから起業する人よりも何年も先輩です。

商売の世界は勉強的な頭の良さよりも、専門的な知識、経験、いろんな面で人をコントロールする駆け引きがものを言いますので高卒だから説得力がないというのはあり得ません(笑)

ですので、興味がある方はぜひ最後までお読みください。

 

商売というのはいきなり一つに絞って始めるのは実は

とてもリスキーで、ふろしきをある程度広げないと

何もわかりません。

 

例えばAさんがペットショップを始めたら成功した。

でも

同じ時期に始めたBさんがペットショップを始めたら失敗した。

 

こういう事もあり得ます。

もちろん店を出すなら場所とか他にもいろいろな事が関係してきますが、

『その人に合っている商売かどうか?』

という商売の相性的なものも不思議な事に世の中には

存在すると思っています。

理論的な話ではなく、感覚的な話なので納得できない人もいるかもしれませんが、これに関してはそういうもんなんですとしか言いようがありません(笑)

 

人は1回いけると思ってしまうと

自分が失敗するヴィジョンを描く

事がなかなかできません。

 

しかし現実には何が起こるのかは

始めてみなければ誰にもわかりません。

失敗した時にやり直す為の

セカンドプランがあるかどうか?

これはかなり重要な事です。

自力の商売初心者なのに投資しまくって、失敗して、

完全に資金がなくなってしまうといきなり

めちゃくちゃきつくなりますからね。

 

一つだけ言える事は

世の中の需要というものは

誰にも操れません。

いきなり成功した人とかってかっこつけて本とか出したりしますが、

実はそれが初めての商売じゃなかったり、

もしくは本当に初めてでも、運が良かっただけだと思います(笑)

仮にあなたが上級国民だったとしても需要を操作するのは無理だと思います(笑)

 

余談ですが、

起業をすると、今まで勤めていた人には

耐えられないかもしれません。

 

その理由は

誰もケツを拭いてくれないからです。

何かあった時、責任をとるのは全部自分。

失敗した時に謝るのも、全部自分。

助けてくれる人はいませんし、

代わりに謝りに行ってくれる人はいません。

 

いい事ばかりではありませんので、

『ああ、会社に戻りたい.....』

とか

『今思えばあの上司、いい人だったなあ....』

なんてならないようにそれなりの覚悟で

始めましょう。

 

それではまた。